2020.8.27 技術の紹介
今回は、パーマ液を使ったトリートメントについて、解説していこうかなと思います。
パーマ液を使っているというと、皆さん「えっ?大丈夫?!」と、驚かれることがよくあります。(笑)
ここで、パーマ液に関するお話をしていきたいと思います。
パーマ液は別名「還元剤」といわれており、還元剤には大きく分けて2種類あります。
1つが「アルカリ性」のパーマ液。
そして2つめが「弱酸性」のパーマ液ですね。
皆さんがイメージされているパーマ液は、この「アルカリ性」のパーマ液だと思うんです。
アルカリ性のパーマ液は、ウェーブを作ったり、縮毛矯正でよく使われるお薬です。
たしかに、アルカリ性のパーマ液は扱うのが難しく、髪の毛に対して適切に使用しないとダメージに繋がります。
(正しく使えば、このアルカリを使う施術でも限りなくダメージを抑えることが出来ます)
ですが、当店で使うトリートメントは酸性のパーマ液です。
パーマ液お力を使い、且つ安心にダメージ修復ができるんです。
そもそも、なぜパーマ液を使うのか?というとパーマ液は、髪を修復させる力を持っているからです。
皆さん、ご存知ないでしょうが…。
髪を「家」で例えてみると、髪の中には家で言う「柱」のようなものが存在します。
この「柱」にアプローチしてくれるのがパーマ液、すなわち「還元剤」なんですよね。
これを利用することで、毛髪の強度が上がります。
ブリーチをされているような髪でも安心して使えますよ。効果はバッチリです。
気になる質感ですが、サラサラになるというよりは、どちらかというとハリ・コシ、そしてツヤが出るのが特徴です。
サラサラした感じが好きな人は、また別のトリートメントのほうが良いかもしれません。
と、いうわけで今回は「パーマ液」を使ったトリートメントについて解説してみました。
これからイベントに向けて髪を綺麗にしていきたい、という人は是非ご相談くださいね。
ヘアサロン トラヴィス店長/松下由樹