美容師の出産と育児、介護に一番大切な事は「サロン(会社)選び」です。

 2018.5.7  サロンの紹介

今回のブログは、美容師向けの記事です。

美容師の出産や育児に大切な事は「会社選び」です。

また、家族に介護者が出た場合も「会社」が一番大切です。

どのような事に注意するべきか、まとめてみました。

チェックポイント
  • 国の制度や組合にきちんと加盟し社会保険費をちゃんと支払っているか?
  • 自分の雇用形態は?業務委託を知っていますか?
  • 周りのスタッフに理解はあるのか?
  • スタッフの将来を考えた経営スタイルになっているか?

上記がチェックポイントになります。

では詳しく説明していきましょう。

国の制度や組合にきちんと加盟し社会保険費をちゃんと支払っているか?

この場合、サロンが法人になっているかが問題になります。

小さいサロンの場合、個人事業として経営されている場合がほとんどです。

個人事業主の場合、原則5名までは社会保険の加入は自由になっています。

法人(会社)の場合、社長ひとりだけでも社会保険は義務になっています。

美容師の健康保険は3種類が主になります。

1、国民健康保険。

2、東京美容国民健康保険組合、大阪府整容国民健康保険組合

3、全日本理美容健康保険組合、協会けんぽ

健康保険は給与が250000円の場合、13000~15000円ほどになります。

3の保険の場合は会社と折半になるので、実際の支払額は約26000円支払っていることになります。

2の東京と大阪の美容室しか入れない美容国保は、給与に関係なく14000円~15000円になります。

ヘアサロントラヴィスは?

法人で、2の東京美容国民健康保険組合と厚生年金です。

今年の健康保険料は14500円。

東京美容国民健康保険組合は、健康保険、出産一時金や手当金、人間ドックの助成なども行っています。

総合福祉共済制度のチラシPDF

もしもの時とおめでたい時のために加入しています。

 

見落としがちな美容師の年金

仕事の楽しさや夢や目標など、目の前のことに夢中な人が多い美容師。

いつまで今のような働き方が出来るか?

自分が年老いる事を考えたくないのは分かります。

しかし、現在は長生きしてしまいます(?)。

しっかりと考える時です。年金は65歳からの収入(老齢年金)というだけではありません。

これからの日本は、「介護」がキーワードです。

働いている時でも働けない年齢になった時でも、家族の誰かを介護している可能性が高くなります。

また、自分が働けない障害を負ったり、死亡したり。

そんな時に子どもや家族を助けてくれるのは、「年金」です。

老齢年金だけでなく「障害者年金」「遺族年金」がとても大切です。

国民年金と厚生年金とでは給付金が違います。

しっかり考えましょう!

トラヴィスでは?

厚生年金です。

このために法人化したとも言えます。

やはり支給額が多く安心なのは厚生年金です。

 

自分の雇用形態は?業務委託を知っていますか?

飛躍的に店舗展開しているヘアサロンの雇用形態を調べてみると「業務委託」という形が多いです。

フリーランスと呼ばれる個人事業主です。

サロン(会社)には拘束力(契約によって異なる)が無くなるため、自由な働き方ができます。

自由な分、責任はすべて自分にあります。

ここで問題になるのが、業務委託のリスクをどこまで美容師が把握できているのか?

1.社会保険

2.労働中の事故

2つの致命的なリスクがあります。

事業主にとっては都合の良い雇用形態がフリーランス「業務委託」です。

美容師自身も自由に働けて給与の控除額が少ないので手取りも良くなります。(自分で保険や税金を払う必要があります)

残業対策のため、長時間働くかわりに給与が多くできるなどの理由により業務委託の形態をとる美容室もあります。

しかし、2つのリスクをしっかりと頭に入れておくべきです。

1.社会保険

先ほど述べましたが、業務委託のサロンで働いている方の社会保険は国民健康保険、国民年金のみになります。

雇用主は、労働保険(労災保険、雇用保険)の加入の義務を負いません。雇用費用も安くすみます。

フリーランスの方が何らかの保障を得るにはフリーランスのための共済保険の加入が必要になります。

2.労働中の事故

社会保険を最低限しか加入していない業務委託サロンの従事者が事故にあったらどうなるか想像してみて下さい。

●通勤中に交通事故にあい一定期間働けない。
なにも補償はされません。サロンに救済する義務はありません。労働保険に入れないため傷病手当金や労災給付金がもらえません。労災で補償される医療費も全額自己負担になります。

労働保険に加入している被雇用者「通勤中の事故は、労災保険が適用されます。」

●労働中(通勤中)に事故に合い後遺症が残り働けない。
なにも保障されません。サロンに救済する義務はありません。障害を持ったと認定されるまで初診日より1年6か月かかります。傷が治ると障害が軽くなる場合があるため、1年6か月はかかります。フリーランスは上記の労働保険の給付金が出ないため1年6か月間収入が無くなる恐れがあります。

労働保険に加入している被雇用者「1年6か月間の給付金も出ます。傷病の治療費給付金を前倒しに請求することも出来ます。」

トラヴィスでは?

トラヴィスでは、業務委託契約は「自身の顧客を持っている方のみ」になります。
時間制の面貸し契約にするか応相談です。

サロンによって違いますが、業務上の事故「洋服を汚してしまった」「皮膚炎を起こしてしまった」「切りすぎてしまった」など、美容室の設備による事故でない場合の責任はフリーランス美容師にあります。保険で何とかするには自分で保険に加入しなければなりません。やはり、一番困るのはお客様です。無保険で車の運転しているのと同じです。事故ったら自費で賠償金を、、、、、払えますか?

なので、トラヴィスは業務委託という雇用形態には消極的です。

 

周りのスタッフに理解があるか?

外目ではわかりにくいけど、一番重要とも言える問題。

子育て中は、子供の体調によって急に仕事にいけなくなる場合があります。

保育園や介護施設からの呼び出しなどで早退しないといけない場合も多いにあります。

表面上の「仲の良さ」「絆」「思いやり」だけでは限界がきます。

ママ美容師が挫折する一番の理由のひとつです。

 

スタッフの将来を考えた経営スタイルになっているか?

ママ美容師のもうひとつの挫折が「まともに働けない」「稼げない」です。

ロープライスが売りのサロンは人数をこなす必要があります。
短時間勤務になってしまうと、担当できる人数も減り売り上げも減り給料も減ってしまいます。
いつ来るか分からないお客様を待ち、どんなメニューにするか分からないお客様には入れないし入れてくれない。

他のパートの方が良くなってしまいます。

せっかく身につけたスキル、やりたい仕事が目の前の子育てや生活によってかすんで見えます。

トラヴィスでは??

上記の二つの問題にトラヴィスの取り組み

  1. 明確な給与体系
  2. 全スタッフで国の制度や子育てや介護の勉強
  3. 少人数のお客様でも利益が出せるような仕組み
  4. 次回予約、フォロー体制
1.トラヴィスの給与体系はみなし時給制です。

みなし時給によって基本給が決まります。そして、みなし土日手当、みなし残業手当が支給されます。
分けることで短時間勤務スタッフの給与内容が明確になります。すると、スタッフからの「不満のタネ」が解消されます。

2.子育てや介護を分からないから不満になります。

理解を得るには理解してもらう必要があります。理解するには時間がかかります。だから時間を作って勉強してます。

3.お客様からの信頼と施術価格が将来を考えた経営スタイルです。

短時間勤務では、しっかりお客様と向き合いながら仕事をすると一日2~3名ぐらいです。
その人数で自分の生計を立てられるような売上げを作るには価値の高い仕事をすることです。価値を分かってくれるお客様と仕事をすることです。
低価格にした方がお客様を集めやすく、サロンの売上げは上がります。
しかし、トラヴィスはスタッフと一緒に齢を重ね、産休育休を待っててくれるような価値を求めるお客様を選びました。
高価格帯では急激な成長は望めませんが、未来もお客様が待っててくれます。
短時間勤務でも月50人担当し55万円の指名売上げを上げられれば年収約230万円ほど支給できます。
トラヴィスの客単価は1100円です。20日間勤務だとしても一日2.5人です。
早いうちに価値を求めるお客様に出会いましょう。

4.お客様と信頼関係を築くサロンワークです。

しっかりとしたカウンセリング技術を身につけています。お客様の髪のコンディションを把握して提案していこと。また、急な休みや早退にはサブ担当を紹介するなどの仕組み作り。トラヴィスは小規模サロンなので1時間の総客数が最大でも5人。欠員が出てもスタッフ同士フォローしあえば何とかなる人数です。

 

というわけで
長く美容師として働きたい。美容が好きでやる気もある。でも将来が不安という美容師さんはトラヴィスのLINE@までご連絡ください。LINE@ページ
または、お電話でも受け付けています。
03-6456-1733
採用担当 増山

 

 

 

 

 

 

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