2015.7.3 ドライカット
ホームカラーとサロンカラーは、何が違うの?
って、よく聞きます。
今回は、違いを分かり安く説明したいと思います。
1.色と剤の豊富さ
市販のカラー剤は、単色販売ですね。色を調節するという事ができません。
例えば、サロンで白髪を染めるとき、まずは、色の調節。
そして、剤を考えます。
同じような色でも、カラー剤の種類(メーカー)によって得意な色、髪質があります。
サロンでは、それをふまえて配合しカラー剤を作ります。
2.残留薬害(薬剤)を考える
トラヴィスでは、約90%超の方がカラーの際にトリートメント(毛髪修復、艶髪再生)や髪質改善をされます。
ただ、ベリーショートの方などは、トリートメントをされません。
でも、トリートメントをされない方でも3~5日間は、サラサラでいられるようにします。
なぜか?
トラヴィスでは、残留薬害を除去しているからです。
その物自体は、2~3日ほっておいても、大丈夫なものです。
そこまで怖がるものではないのですが、次回いらっしゃるまでの期間。
早い人で3週間は、期間が空きます。
微々たるものでも、長期間になると影響が出てきます。
やはり、除去の必要性が出てきます。
残留薬害その1 活性酸素
多くの有識者の方が、老化の原因と言っています。
といっても、空気に触れている限り、酸素とは切り離すことができません。
しかも、活性酸素は、健康を維持するために(細菌の分解、消毒薬の役目)必要だったりします。
しかし、過ぎたるは及ばざるがごとしです。
ありすぎると肌や髪を傷めます。
そこで、酸素と結びつくトリートメントをつけて除去します。
残留薬害その2 アルカリ
PHで知られるアルカリです。
人体を溶かすには、酸よりアルカリです。
実は、アルカリには濃度があります。
つまり、酸の濃度が薄いものでアルカリを抑えてもすぐに、ぶり返します。
酸性がきつければよいものではなく、緩衝作用があるものを使わなければなりません。
3.客観的に見ましょう!
トラヴィスでは、色彩学やパーソナルカラーを採用しております。
美容師など、客観的にアドバイスをしてくれる人は、とても大切です。
フォーシーズンカラー選択法によって
好きな色×似あう色×季節×ヘアスタイル×TPO
を相談しましょう。
以上、簡単ですが説明です。
最近は、においのしない市販のカラー剤が主流になっていますが、
ホームカラーの場合、なるべく臭いものにしましょう。
なぜなら、揮発することでカラー剤が残りにくいからです。
また、シャンプーをいいものにしましょう。
残留薬剤を除去してくれるシャンプーがあります。
ぜひ、相談してください。